治療・闘病日記

3クール目 抗がん剤投薬後  副作用の脅威はここからでした…

3クール目の抗がん剤投薬後、1-3日目の様子を振り返りながら記載していきます。内容は、一個人の意見や経験談のため、内容は個人差があることをご了承の上参照してください。私たちのプロフィールはここから参照してくださいね!

≪今までの副作用について≫ ※詳細は別の記事を参照してくださいね

 抗がん剤治療と聞くと、まず『吐き気の副作用がひどい』と思い浮かぶ方が多いと思います。母や私たち家族も、一番不安に思っていたことの一つでした。実際に母が1-3ール抗がん剤治療を受けてみて、吐き気を自覚したのは早くとも投薬開始日の夜でした。投薬中に吐き気は起きませんでした。化学療法室内でともに治療を受けている患者さんの中には、投薬中に吐き気を訴えたり、実際に嘔吐されている方もいたそうです。母が見た中では、患者さんの8割くらいは、投薬中は特に副作用を訴えていない方だったとのことです。

母の経験した吐き気の具合は、一日中船酔いや悪阻のようなムカムカする感じと言っていました。母の場合、空腹や合わない匂いで吐き気が強くなる傾向がありました。嘔吐はしていません。具合は、当日の夜が一番酷く、翌日から徐々に軽減していきます。5-7日目で、常時ムカムカする感覚は、消失していました。2-3週間目は、空腹時や単発的に軽い吐き気があったりしました。一休みしたり、食事を取ると嘘のように治っていました。

2クール目からは主治医に吐き気を伝え、カイトリルを5日間処方されました。内服後、全く吐き気がなくなることはありませんでした。しかし、嘔吐することはなく、辛いけど耐えられる吐き気だと言っていました。

その他の副作用は、便秘と倦怠感、末梢神経障害(指先や舌のピリピリ感)、皮膚の発赤がみられました。別の記事に詳細を残していますので、よければ参照してください。

3クール目の当日の副作用についてはこちらをご覧ください。

≪今回の副作用について≫

3クール目の1-3日目の副作用について記載していきます。当日の夕方は、遠方から母の友人が会いに来てくれたので会っていました。体調が心配で、中止にすべきか迷いましたが、良い意味で予定があると気が張るのか、気がまぎれ副作用を感じさせない時間を過ごしました。解散後は、やや倦怠感を訴えていましたが、今までで一番元気でした。

就寝しようとしたあたりから、頭痛を訴え3時ごろまで眠れなかったそうです。私が、頭・首と肩をマッサージしましたが治らず、迷った末にロキソニン(市販で買える痛み止め)を内服しました。結果、5時ごろ眠れました。痛み止めについては、主治医へ相談すると処方してもらえると思います。

1日目も頭痛があり、昼前と夜にロキソニンを内服しました。横になったり、することがないと副作用を感じてしまうといつも話しているので、昼過ぎからカフェに行き、絵を描いて過ごしました。母は外に出ると気が紛れイキイキしているので、私は安心します。吐き気は、空腹時に訴えていましたが、食事はしっかりと食べられていました。

2日目は、今までにない強い倦怠感を、訴えていました。

朝、CVポートの針を抜くために徒歩で15分かけて通院し、軽い吐き気と倦怠感を訴えていました。日中に横になることを、いつもためらっている母ですが、今回はぐったりしていました。かなり体調が辛そうでしたが、少しはお散歩に出かけ、早めに就寝しました。

本日3日目で、まだ倦怠感はありますが、2日目が一番きつかったそうです。吐き気は、いつも通り空腹時に強くなっていました。食事は割と食べられるので、食事の時間を工夫したり、間食を挟み空腹になる時間を作らない方がいいかもしれないと思いました。

≪まとめ≫

・クールを重ねるごとに副作用の出かたがわかってくるので、いつもと違う対応をしてみたところ軽減方法がわかってきました。ぜひ試してみて下さい。

・副作用が重くても、少し趣味に打ち込んでみたり、お散歩に出かけ気分転換をすると気が紛れることもあるのでおススメです。

・副作用は、簡単に日記のように日時、症状と程度、苦痛の程度を数値化して記載しておくと、主治医へ伝えやすいです。また自分の中でも、どんな時にこの症状がでやすい、こうした時は軽減した、など副作用との付き合い方の糸口が見つかることもあります。

一通り読んで頂きありがとうございます。みなさんの抗がん剤治療の付き合い方の糸口が見つかれば、いいなと思います。よければ、また遊びに来てくださいね。

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